何よりも大切なこと…

介護を行う上で大切な『思いやり』とは

介護士の求められる思いやりとは

思いやりとは、相手の気持ちを理解し、病気や障害で苦しんでいる人を気づかうことです。介護士が相手をするのは機械ではなく、心を持った生身の人間です。良好な関係を築き、安心して介護を受けてもらうためには、思いやりのあるコミュニケーションを意識することが大切となります。

 

思いやりのコミュニケーションをおこなうために重要なのは、挨拶をしっかりするということです。挨拶はコミュニケーションのきっかけになり、心の距離を縮めるために欠かせない習慣の一つ。挨拶は他人に対して尊敬や親愛の気持ちを表す動作にもあり、挨拶された方は自分のことをしっかり考えてくれていると感じることができます。誰に対しても笑顔で丁寧に挨拶することが、思いやりコミュニケーションには欠かせません。

 

思いやりコミュニケーションをする時は、言葉づかいに注意をしましょう。言葉づかいを間違えてしまうと、ぞんざいに扱われている、馴れ馴れしいと感じさせ、相手を不愉快にさせてしまうこともあります。丁寧な言葉で話しかけることにより、利用者やその家族は大切にされていると感じることができます。慣れてきても友人のようなやり取りをするのではなく、目上の人に対しては敬意を持った言葉で会話をすることが大切です。

 

また、思いやりのあるコミュニケーションでは、身だしなみを整えることも重要となります。身だしなみは、相手に対する思いやりを形を表したものです。清潔感のない状態で介護をすると、何だか雑に扱われている気がして、相手に不快感を与えてしまいます。髪型や服装、爪、などをしっかり整え接することにより、利用者も安心して介護を受けることができます。
【思いやりのある介護を行うための参考サイト:「思いやりの心を持って働こう」】